母乳育児推進グッズのご紹介(カネソン)

こんばんは。

来年4月から実施予定の東京マタニティスクールでは、様々な育児・母乳グッズの展示無料サンプルの配布も行う予定です。
育児や母乳をサポートしている企業様側とそれらを必要としている母親・赤ちゃんとを結ぶ架け橋のような役割を担えるよう、今後は様々な企業様とも連携していく予定です。

育児や母乳に関する製品を販売している企業様は沢山あり、それぞれに特徴や優れている点が異なります。
正直、私自身も全ての製品を使用したことがないため、これからは様々なタイプの製品に触れ、正しい情報を差別化なくお伝えしていきたいと思います。
(※尚、当ブログはアフィリエイトではありません


さて本日はカネソン本舗 柳瀬ワイチ株式会社様より母乳育児用品の具体的な紹介をしていただきました。



カネソンは「母乳の一滴を大切にするカネソンです」をモットーにしている創業100周年の法人企業であり、母乳育児研究所や母乳育児支援セミナーを積極的に行っている団体でもあります。

今回ご紹介いただいた製品は、「搾乳機」「乳頭保護器」「乳頭補正器」「乳頭吸引器」「母乳バッグ」「母乳バッグコネクター」「乳頭クリーム」です。
母乳育児に関する代表的な製品だけでもこれだけあります。

これらは母乳育児を行ううえで、多くの母親が使用する頻度の高い代表的な物です。
必要性については個人差が大きく、実際に母乳育児を初めてみない限り、使用の必要性についての判断ができません。
なぜなら、母乳が順調にいくか否かは、産んだ後でないと分からないからです。


ここでは上記の商品を必要としている人向けに話をすすめていきます。

▽以下、商品説明▽
(私が個人的に良いと思った物のみ抜粋してご紹介します)

まずカネソンの代表的な商品として「搾乳機」があります。

カネソンの搾乳機で特記すべき点は・・
母乳バッグコネクター」が使えるところです。

母乳バッグコネクターとは?




母乳バッグコネクターとは、搾乳機から母乳バッグへ直接搾乳を注入することができるシステムです。
わざわざ搾乳機で搾取した母乳を母乳バッグに移し替える手間がなくなります。
その結果、ほ乳瓶を洗う手間が省けますし、衛生面でも良いですね。
また5ml単位で搾乳量の確認をすることもできます。


次に私が気になった製品は、「ママニップルシールド(乳頭保護器)」です。

ママニップルシールド(乳頭保護器)とは?


私たち助産師は略して「シールド」と呼んでいるのですが、何かしらの理由で赤ちゃんが上手に乳首をくわえることができない場合に補助的に活用しています。
このシールドも各企業毎で形やサイズ、かたさや素材が微妙に異なります。
お母さんの乳首の形状は個人差が大きいため、市販のシールドにも合う・合わないがあります。
実際に、自分に合わないシールドを使用し続けていた人が、シールドを変えたら母乳分泌量が増えたというケースが多々あります。
ご自分の乳頭に適したシールドを見つけられると良いですね。

カネソンのママニップルシールドの場合は、乳頭が小さくて短かい人向けの仕様となっていました。



シールドの先端がただの「穴」ではなく、「Yカット」になっているのも特記すべき点だと思います。
「Yカット」になっていることで、乳房への密着性が高まり、スムーズに母乳が流れる仕組みになっているようです。また、シールドは使っているうちに滑って外れてしまいがちなのですが、すべりどめで保持しやすくなっています。

あくまでもシールドは相性が重要です。
もしシールドがないと授乳が難しそうであれば、入院中に「どのような乳頭保護器が自分には合っているか」助産師に相談しておくことをおすすめします。


他にも様々な製品ラインアップがあります。
気になる方は、カネソンの公式ホームページをご覧ください。


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