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【しくみで理解する母乳教室】母乳育児支援セミナーのお知らせ

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「 母乳育児ってこんなに大変なんですね・・。」 助産師になってから1番よく聞く台詞です。 毎日聞いています。 周囲の意見やネットの偏った知識に振り回され、自分自身で納得のいかないまま母乳に忙殺されて苦しんでいる母親に沢山出会ってきました。 だからこそ私が妊婦さんに最もお伝えしたい産前情報は、「 母乳育児の仕組み 」です。 (※完全母乳は推奨していません) 特に妊娠中は出産がゴールになりがちなので、産後の育児生活を具体的にイメージできている人は少ないです。 そのような状況で実際に育児が始まると、多くの方が母乳育児手技や授乳スケジュールに困惑します。 だからこそ妊娠中から母乳の基礎知識を得ておくことで、実際にトラブルや疑問に直面した際にも納得したうえで方法を選択していけると思います。 具体的に直面しがちな母乳育児の疑問や不安は以下の通りです。 (※個人差あり) ①母乳量の不安 (1)でない(母乳不足感) (2)分泌過多 ②胸の痛み (1)乳房の緊満 (2)乳首の傷 ③あげかたが分からない (1)姿勢 (2)くわえさせ方 (3)授乳間隔 (4)1回の授乳時間 (5)1日の授乳スケジュール ④母乳が足りない時の補足 (1)ミルクの足し方 (2)搾乳について ⑤母乳育児トラブル (1)白斑 (2)乳腺詰まり (3)乳腺炎 産前から母乳分泌の仕組みや授乳手技を理解しておけば、これらの産後に直面するであろう不安や疑問にも納得できると思います。 完全母乳とはいわなくても、多かれ少なかれ母乳を一時的にでもあげる予定のある方は、妊娠中から母乳の仕組みを知っておくと産後にも役立ちます。 来月以降、私の同期の佐々木(助産師)が「 母乳育児セミナー(妊婦向け) 」を行うので、興味のある方は是非お越しください。 当日は私も参加します! 以下、詳細です。 テーマ: "しくみで理解する母乳教室" 目的:「仕組みで母乳を理解する」「入院中に母乳を軌道にのせていくイメージをもつ」 日時:2019年2月9日(土)13:30-15:00 場所:10mois AOYAMA(表参道徒歩3分) 講師:佐々木真佑 料金:無料(初回特別セミナーの為) 出産前に知ってお

【2019年】年末年始の空港での出来事

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* * * * * あけまして おめでとうございます * * * * * 平成最後の年末年始、皆様はどのように過ごされましたか。 私は年末年始をアメリカで過ごしていたのですが、トランジット先で飛行機が3日連続で3回欠航になるというトラブルが生じました。 アメリカの巨大な空港にひとりポツンと取り残された私・・・。 年末年始のハブ空港には人が溢れかえっており、便の変更手続きやスタンバイ等の手続きもスムーズに進みませんでした。 故にほぼ3日間、空港で過ごしました(ホテルはとりましたが)。 空港待機は暇なので、私はひたすら人間観察をしていました。 別れを悲しむカップルらしき男女、久しぶりの再会を喜んでいる友人、赤ちゃんを連れて実家に帰る(と思われる)家族、年末年始を海外で過ごす若者グループ、出張、私のような飛行機難民 等。 来る人と飛び立つ人が交差する空港では、数えきれないほどの人と秒単位ですれ違いました。 そのうち何人かとは数分間の会話をし、更に意気投合した人とはカフェで数時間を共にしました。 人が生涯ですれ違う人の数は、何十万人。 そのうち何らかの接点をもつ人の数は概ね3〜5万人といわれています。 更に食事を共にする仲・・となると、多いようで実はそれほどいません(対総合人口比)。 私の友人( D 氏)が、「人生100年だとして食事の回数は10万回程度しかない」と表現していたのが印象的でしたが、誰と食事を共にするか、つまり誰と出会うかが人生には少なからず影響を与えていると思います。 空港内のレストランで飲食している人たちを横目にそんなことを思いながら、搭乗ゲートを行き来していました。 そして飛行機に3回もドタキャンされて傷心していた私をのせてくれた飛行機( No.4 )が、ようやく滑走路を前進しはじめました。 今まで数え切れないほど飛行機には乗ってきましたが、飛行機が滑走しているだけで感動したのは初めてです。 飛行機の離陸に門出を重ね合わせながら、小さくなっていく空港に別れを告げました。 思い返せば、 2018 年は私にとって別れの多い1年でもありました。 会うは別れの始めとはよく言いますが、逆もまた然り。

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