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2016年〜感謝〜

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2016年も残すところあと15分となりました。 本年は格別のご愛顧を賜り厚く御礼申し上げます。 来年も更なるケアの向上を目指し、より一層の努力をしてまいりますので、今後とも心より宜しくお願い申し上げます。 尚、年明けの営業日を下記のとおりご案内申し上げます。

10mois AOYAMA〜ママサロン開催予定〜

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1月以降の東京マタニティスクールの開催についてのお問い合わせを多々お受けしております。 前回と前々回のブログでもお知らせしましたが、1月以降はリニューアルに伴い休止しております。 参加をご検討して下さっている方には、ご希望にそうことができず申し訳ありません。 詳細: 1月以降のマタニティスクールについて 2月以降はスクールのオンライン化を予定しておりますが、実際に育児沐浴実習を 体験 してみたいというお問い合わせも多々お受けしました。 そのタイミングで 医療法人白報会グループ の 株式会社モディッシュ 様からセミナー開催のお声がかかりました。 そこで、 10mois AOYAMA 様主催のママサロンにて簡単な「育児沐浴教室」を引き続き開催することになりました。 内容は今までのセミナー内容とは異なり、基本的な育児手技の練習のみでございます。 時間も1時間と短いので、機会があれば是非お越しください。 まだ日時は未定ですが、1月下旬を予定しております。 詳細は、1月上旬に告知致します。 10mois AOYAMA(ディモワ アオヤマ) 様は、表参道駅から徒歩3分にあるベビー&マタニティ用品店です。 南フランスを意識した店内には、心温まる優しい空気がゆったりと流れています。 妊娠や出産祝いのギフトにも喜ばれるアイテムの取り揃えが豊富で、どれも心のこもった魅力的な商品です。 そのような場所でママサロンを開催できることを嬉しく存じます。 http://www.10mois.com また今回お声をかけてくださった 株式会社モディッシュ 様も、産前産後のママ向けのスキンケア商品を開発しております。 妊娠中から出産後までのママたちに寄り添った植物由来のスキンケア商品が人気で、デリケートゾーン専用のウォッシュやスムージングオイルなどもあります。 http://brindevie.jp 株式会社モディッシュ様の関連会社には、医療法人運営の産後ケアセンター「 マミーキャンプ 」があります。 マミーキャンプ(産後ケアセンター)は、当院のお客様も複数名利用しておりました。 出産後ご自宅に帰られたあと、健康状態やサポート不足などで不安を抱えている人は沢山います。 そのような状況の時、このような産後ケアセンターのような環境があ

1月以降の東京マタニティスクールについて(12/11子育て準備教室)

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本日12月11日の午前中は 出産準備教室 、午後は 子育て準備教室 を開催しました。 肌を刺すような寒い中、渋谷会場までご来場を賜り誠にありがとうございました。 本日受講してくださった皆さまの勉強熱心で積極的な姿をみて、大変心強く思いました。 皆様の前向きな姿勢は、記入いただいたアンケートからもひしひしと伝わってきました。 特に「ご主人」から頼もしいメッセージが届いていたので、一部ご紹介致します。

妊婦さんがインフルエンザに罹ったら?(12月10日マタニティ教室)

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街中は早くもクリスマスのイルミネーションが華やかとなりました。 葉が落ちて裸木になりつつあるイチョウ並木も綺麗にライトアップされ、冬の到来を暖かく彩ってくれています。 この時期の樹木は休眠モードになりますが、 冬芽 は春に芽をだすための準備を着々と育んでいます。 寒い冬の間にしっかりと開花に向けた準備をしているからこそ、春には立派な花を咲させることができます。 お腹の中にいる赤ちゃんも、妊婦さんのお腹の中で生きるための準備を着々としています。これからママ・パパになる皆様も、赤ちゃんを迎え入れる準備や勉強を共にすすめていきましょう。 本日12月10日は、そのような準備にとりかかり始めている妊婦さんとご主人が、東京マタニティスクールにおいでくださいました。 皆様とても勉強熱心で頼もしかったです。 手技、バッチリです! 皆様がお帰りになる頃の外はもう暗く、冷たい北風が強く吹いておりました。 寒い中、ご足労いただきありがとうございました。 中には体調を崩して本日来れなかった妊婦さんも複数名いらっしゃいました。 時節柄、ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎とインフルエンザの感染者が急増しています。 特に免疫力の低下している妊婦さんは、罹患率が高く重症化しやすいためお気をつけください。 〜以下、インフルエンザの話〜 妊婦さんがインフルエンザに罹患した場合、 肺炎 が悪化して入院するリスクが高まるとされています。 (※特に心疾患、肺疾患、糖尿病、腎臓病の妊婦さんは合併症の危険性が高いです。) 感染時の重症化を防ぐのに最も効果的なのが、 インフルエンザワクチン です。 インフルエンザワクチンは不活化ワクチンのため、妊婦さんでも接種することができますし、胎児への悪影響も統計上指摘されていません(Annals of internal medicine)。 また妊娠中に母親が予防接種を受けておくと、生まれてきた赤ちゃんが半年以内にインフルエンザに感染するリスクが約70%以上減るという統計データもあります(Pediatrics,米小児科医学誌)。 万が一、妊婦さんがインフルエンザに罹患した際も、重症化を防ぐために抗インフルエンザウイルス薬が推奨されています。 この

過去の開催内容(東京マタニティスクール)

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師走の候、一年の締めくくりの月となりました。 気づけばめっきり日脚も短くなっており、時の流れの速さに驚くばかりです。 この1年は、多くの妊産婦さんとそのご家族の方との出逢いにめぐまれた1年でした。 特に今年度から始めたマタニティスクールでは、多くの妊婦さんとご主人から貴重なご意見を多々いただき、多くの学びを得ました。 マタニティスクールでの出会いは一期一会ではございますが、親になろうと努力されているお一人おひとりには毎回敬服しております。 是非、自信をもって赤ちゃんとの新しい生活をお楽しみください。 改めまして、10〜11月に開催した講座の様子と、受講者様のご感想を一部ご紹介致します。 2016年10月22日 子育て準備教室

季節はめぐり・・・(卒乳・断乳)

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木々の葉が鮮やかに紅葉しはじめ、秋も一段と深くなってまいりました。 今年も残すところあと2ヶ月をきりました。 当院も2015年に開業して早1年が経ちました。 開業したての頃に出会ったお客様の赤ちゃんも、現在約 1歳 です。 成長のはやさは違えど、同じ年月を共に重ねていると思うと感慨深いです。 母乳外来のご相談が最も多い時期は、生後0〜2ヶ月。 この時期は母乳トラブルが多く、母乳育児に悩まれるお母様がとても多いです。 しかし生後3〜4ヶ月頃には母乳育児が軌道にのりはじめ、5〜6ヶ月には離乳食も始まるため、自然とお会いしなくなる人が多いです。 しかしここ最近、その当時のお客様たちに数ヶ月ぶりに再会する機会が増えてきました。 当時小さかった赤ちゃんが成長し、 母乳を卒業する日 がきたからです。 母乳を卒業するタイミングのことを、「 断乳 」「 卒乳 」といいますが、ここ最近はほぼ毎日、断乳・卒乳のケアに伺っております。 数ヶ月ぶりに伺うご自宅の前に来ると、前回お会いした時の情景が鮮明に蘇ります。 数ヶ月前〜1年前にお会いした時・・ 当時はまだ退院してまもない時期なので、我が子の反応に戸惑いながらぎこちなく授乳をされている方がほとんどでした。 「不安・心配です。」「わかりません。」「困っています。」 と、多くの新米ママが当初は日々悩み、試行錯誤しながら我が子と向き合っていました。 中には涙を流されるお母様も沢山いらっしゃいました。 それが数ヶ月経ってからお会いすると、当時の不安そうな顔はもうどこにもありません。 「私が抱っこしないと泣き止まないんですよ。」 「私以外の人には人見知りをするようになりました。」 たった数ヶ月の間で、赤ちゃんは疾風のごとく急発達・急成長を遂げますが、母親も同様に「プロ顔負けの唯一無二の母親」になっています。 “親としての自信” 女性は、守るべきものができたとき、強く逞しくなっていくのでしょうか。 また子育ては “与えること” の連続です。 見返りを求めずに、1日に何十回もオムツ交換や抱っこ、母乳を与えます。 特に1日の大半の時間を占めるのが、「母乳育児・ミルクの時間」です。 赤ちゃんは母乳を昼夜問わず頻繁に欲しがるため、母親は終始寝不足です。 更に、母乳育

東京マタニティスクール受講者のご感想・口コミ(9/11子育て準備教室)

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!? 先週末も東京都渋谷で東京マタニティスクール(子育て準備教室)を開催しました。 お陰様で満員御礼でした。 キャンセル待ちの皆様には、受講のご希望に添いかねる結果となり申し訳ありませんでした。 小雨降る中、お集まりいただき誠にありがとうございました。

立ち会出産について思うこと(9/4出産準備教室)

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9月4日、出産準備教室を開催しました。 お暑い中お越しいただいた皆様には感謝申し上げます。 ありがとうございました。 ここ数年で、立ち会い出産を希望されるご夫婦が増えてきました。 それに伴い、「父親学級」「両親学級」が積極的に導入されはじめ、父親も(精神的に)一緒に産む時代へと変わりつつあるように感じます。 当スクールも8割以上の方がご夫婦で来られます。

8/28子育て準備教室!育児中の夫婦関係について

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本日は蒸し暑い中、お越しいただき誠にありがとうございました。 妊婦さんはもちろんですが、本日は同伴者のご主人たちがとても熱心で一生懸命な姿だったのが印象的でした。 頼りになりますね!

子育て準備教室(8/21)

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2016年8月21日 子育て準備教室を開催しました。 お暑い中ご足労頂きまして、ありがとうございました。 夏はあっという間に来て、あっという間に去っていくように、妊娠期間にもいつか終わりがきます。 よく「妊娠中が懐かしい。」という言葉を子育て中の母親から聞きますが、あれよあれよという間に妊婦生活から子育て生活に移行していきます。

8/14 出産準備教室@東京マタニティスクール

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本日8月14日、渋谷で出産準備教室を開催しました。 貴重なお盆休み、しかも早朝からお集まりいただき誠にありがとうございました。 テーマが「出産準備」だったので、前半では お産に向けた妊娠中の過ごし方 について、後半では 具体的なお産の流れ をお伝えしていきました。 講座では実際の出産シーンを何度かご覧頂いたのですが、出産シーンを見ている時の皆様の目が真剣そのものだったのが印象に残っています。 実際に映像でみることにより、具体的にイメージができたという感想を沢山いただきました。 お産は未知の体験なので、恐怖や不安を抱くのは当然です。 しかしお産は決してネガティブなことだけではありません。 そのような要素を少しでも皆様にお持ち帰りいただけたら幸いです。 私自身も助産師になる前は、「 出産したくない。男の人は出産できなくて羨ましい。 」と思っておりました。 しかしお産に沢山関われば関わるほど、その考えが180度変わっていきました。 以前、私がお産に立ち会った方で印象に残っている女性がいます。 彼女は様々な事情があり、妊娠したことを後悔していました。 ご主人とも一触即発の関係で、「出産したくない。」と断言していました。 故に子育てに関してもネガティブな言葉しかでていませんでした。 「私は親になれない。」 「お腹の赤ちゃんを可愛いと思えない。」 「妊娠しなきゃよかった。」 「子育てなんてできない。」 それでも彼女は産みました。 陣痛にたえている間、何度も「 なんでこんな痛い思いをしなきゃいけないのか。 」と言いながら泣いていました。 そんな彼女が無事に出産を終え、はじめて赤ちゃんを抱っこした時の表情が未だに忘れられません。 かたくひきつっていた表情が和らいで、今までみたことがないほどの笑顔で赤ちゃんを見ていたのです。 まさに、女が母になったのを目にした瞬間でした。 どんなに辛くて痛くて大変なお産だったとしても、赤ちゃんに対面した瞬間だけは皆笑顔になります。 私の同期に「 産まれた直後、はじめて赤ちゃんをみた時のパパの表情をみるのが好き。 」という助産師がいましたが、その気持

ターミナル

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お盆やすみ。 いかがお過ごしですか。 今年から「山の日」という祝日が増えたことで、空港や新幹線は例年よりも早めに混雑したそうです。 出発客と到着客で混沌としているターミナルの様子は、この時期の風物詩でもあります。 さて、「 ターミナル 」という言葉を聞いて皆様は何をイメージしますか。 多くの方が「 空港 」をイメージされると思うのですが、「 ターミナル期 」という単語を想起される人も一部いらっしゃるのではないかと思います。 ターミナル期とは終末期のことで、近々死をむかえるであろう余命わずかの日々のことをいいます。 私が医療の道を志したのも、そんなターミナル期を過ごしていた身内の死(在宅での看取り)がきっかけでした。 人が亡くなる時の医療、すなわちターミナルケアに携わりたいという思いで急遽進路変更をし、学生時代は終末期医療に関する本を読み漁っていました。 その時に出会った本の著書が山梨で在宅ホスピス医をされていたので、学生時代に会いにいったことがあります。 彼女の名は、 内藤いづみ さん。 私が最も尊敬している女医で、在宅ホスピス医として山梨で活躍されています。 クリニックHP: http://www.naito-izumi.net 癌そのものの治療が困難となった時、人はどのような余生を過ごしたいと思うのか。 内藤先生曰く、多くの人が「家族」と過ごす時間を大切にしたいと考えるそうです。 そんな「家族」と「個人」を繋ぐ在宅緩和ケアをされている内藤先生が、「悔いなく死にゆくための三原則」というのをTBSラジオで話していたのが印象的でした。 1. 最期を過ごす場所を自分で選ぶ 2. 自分のやりたいことを大事にする 3. 恐怖や痛みや不安を我慢しない これは、人が亡くなる時だけに限らず、人を生む時にも共通する三原則であると感じました。 1. 我が子を産む場所を自分で選ぶ 2. 自分のやりたいことを大事にする 3. 恐怖や痛みや不安を我慢しない しかし、様々なことが原因で希望通りにいかないことが多々あります。 また、主語を「母親」ではなく「赤ちゃん」に変えると話は全く変わってきます。 1. 自分では選べない 2. 自分のやりたいことを自分ではできない 3. 恐怖や痛みや不安を我慢でき

(7/30)リニューアル後初開催!両親学級@渋谷

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2016年7月30日(日曜) 時刻は15時00分、真夏の日差しが燦々と照りつける中、多くの妊婦さんとご主人が渋谷の地下会場にお集まりになりました。 リニューアル後は 初開催 となる東京マタニティスクールの 子育て準備教室(第一回) でしたが、おかげさまで満員御礼でした。 暑い中、貴重な休日にご足労いただき誠にありがとうございました。 また参加を検討されていたキャンセル待ちの皆様のご要望にはこたえれず、大変申し訳ありませんでした。

7〜8月の東京マタニティスクール(満員御礼・キャンセル待ち)

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東京マタニティスクールは妊婦さんとそのご家族を対象にした、助産院主催のプレママ・プレパパ教室です。 平成28年4月から1〜2週間に1回のペースで開催してきましたが、平成28年7月より内容を大幅に修正してリスタートすることになりました。 既に多くの方からお申し込みを頂いており、現在下記の講座がキャンセル待ちの状況です(現在は受付終了しております)。 万が一、体調不良や急用でご参加できない方は、なるべく早めにご連絡をいただきますようご協力お願い致します。 尚、お取消し手数料はかかりません。 MAIL▶︎ minato.josan@gmail.com TEL▶︎ 03-6868-4649 子育て準備教室 ①7/30(日曜): キャンセル待ち7名様 ②8/21(日曜): キャンセル待ち6名様 ③8/28(日曜):ご予約受付中 出産準備教室 ①8/14(日曜):若干名ご予約受付中 ※9月以降のスケジュールは8月上旬に公開致します。 キャンセル待ちの方には、空きができ次第、担当者より順番に連絡致しますので今しばらくお待ち下さい。 またキャンセル待ちに空きがでなかった場合も前日13時までにご連絡を差し上げております。 ご迷惑をおかけしていることをお詫び申し上げます。 当スクールの詳細は、下記をご覧ください。 東京マタニティスクールとは 主催: 港助産院(東京都港区) 講師: 城野育(助産師) スタッフ: 助産師・看護師数名 場所: 東京都渋谷区3-27-15光和ビル地下1階(渋谷駅徒歩5分) 日時: 不定期(土日限定。3~4回/月) 受講者: 母子手帳をお持ちの方とそのご家族(住居や医療施設は問いません) 参加費 :3,000円(同伴者+1,000円) 東京マタニティスクールの講座内容 #01 子育て準備教室 基本的な育児の練習、沐浴の練習、出産後の育児や夫婦あるある問題。 ※クリックで拡大 #02 出産準備教室 あ妊娠・出産を安心して迎えるための安産教室。妊婦の心得や立会い出産について。 ※クリックで拡大 東京マタニティスクールについての詳しい情報 東京マタニティスクールについて詳しい情報を知りたい方は、こちらをご覧ください。 →東京マタニティスクールのWEBへ

沐浴代行サービスの新規受付終了について

お客様各位 平素は港助産院をご利用いただき誠にありがとうございます。 現在、業務多忙中につき下記プランの新規ご利用受付を終了しました。 尚、現在サービスをご利用中の皆様は、継続してご利用いただけます。 ・沐浴代行回数券(10回券・15回券・30回券)

七夕と母乳の意外なつながり(7月7日)

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本日は七夕ですね。 午前中に母乳ケアでお伺いしたご自宅のマンションに、とても素敵な短冊が飾られていたので、つい写真を撮ってしまいました。 H様宅 I様宅

7月以降の東京マタニティスクールについて

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昨日、とある女性からメールをいただきました。 彼女(以下、S様)は、当院が主催している 東京マタニティスクール の講座に以前参加して下さった方で、その後も何度かメールのやりとりをしておりました。 そのS様が6月に待望の男の子を出産されました。 そのご報告メールをいただいた時、(一方的な思い込みですが・・)点と点でのつながりが線になったような気がして、とても嬉しかったです。

6/18出産教室@東京マタニティスクール

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「 お産 」「 陣痛 」という言葉から皆様は何を連想しますか? おそらく多くの方が「 痛い 」「 こわい 」というネガティブなイメージをもっていると思います。 正直、お産のことをよく知らなかった頃の私も「 お産は痛くてこわいものだ。 」と思い込んでいました。 しかし助産師として沢山の人のお産に立ち会えば立ち会うほど、お産が好きになっていく自分がいます。 たしかに緊急帝王切開や出血多量などの急変時は毎回冷や冷やしますし、流産・死産に立ち会うこともあります。 しかし出産は決してネガティブなことだけではありません。 本日の出産教室では自分の体験談をふまえて、皆様がお産に対して前向きなイメージがもてるような内容をお伝えしていきました。 世界各国の出産事情や、数名の妊婦さんの出産シーンを実際に映像としてご覧いただきました。 アンケート結果では「 リアルな映像で勉強になった。 」「 (夫)立ち会う時のイメージができてよかった。 」「 お産の流れが具体的に分かって不安が減った。 」というお言葉をいただきました。 人は、未経験のことや未知・無知のことに対して恐怖心を感じます。 またメディアや他者の発言からネガティブなイメージが刷り込まれていると、その対象に嫌悪感・否定感を抱きやすくなります。 しかしお産を「嫌だな」「やりたくないな」と思うことは、赤ちゃんに会うことを拒絶するようなものです。 お産の時、赤ちゃんは命がけで一緒に頑張ってくれるので、そんな赤ちゃんを受け入れてあげてほしいと思います。 本日、出産時の赤ちゃんの状態についてしつこく映像で説明しましたが、ママと赤ちゃんは 一心同体 です。 そのことを忘れずに、残りの妊娠期間を前向きに1日1日を大切にお過ごし下さい。 皆様が笑顔で赤ちゃんと対面できますよう心から応援しています! 最後に・・・ 本日参加して下さった方達から、とても素敵な感想をいただいたので一部ご紹介致します。 また本日参加して下さった妊婦さんの中に、美整体・ヨガサロンを経営されている女性オーナー様もいらっしゃいました。 オーナー様がサロンのブログで、当スクールの感想を書いてくださいました。 ありがとうございます。 blogはこちら: 美整体ヨガサロン ルルアモ

6/12プレパパ教室@東京マタニティスクール

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本日(6/12)、 プレパパ教室 を開催しました。 どのような人がくるのか楽しみにしていましたが、妻思いの紳士的なご主人が沢山きてくださりました。 協力的なご主人が側にいると奥様も安心して妊娠期を過ごせますね。 とても頼もしかったです。 さて本日の講座で冒頭にお話したのは、「 産後クライシス 」についてです。 産後クライシスとは、 産後2年以内に夫婦の愛情が急速に冷え込む状況 のことです。 実は世の中には、出産後にこの産後クライシスという問題をかかえているご夫婦が沢山いるのです。 ベネッセ次世代育成研究室のアンケート結果によると、妊娠中はパートナーのことを 7割以上の人が「愛している」 と答えていたのにも関わらず、出産後子どもが2歳になった時には・・ 夫で5割、女性で3割しか「愛している」 と答えていません。

6/4育児沐浴教室

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!?  先日(6/4)の育児沐浴教室も多くの方にご参加いただき誠にありがとうございました。 毎回、どのような人たちが来るのか楽しみにしているのですが、今回参加された皆様も真剣に育児・沐浴の練習をされていました。

仕事での出逢い

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よく『なぜ助産院を開業したのですか?』と聞かれます。 実は自分でも何故なのかよく分からないので、『流れで..』という曖昧な返答をしています。 助産院を開業するという目標は、自分のライフプランに全くありませんでしたし、私には無縁のことだと思っていました。 常勤として産科病棟で働いていた時は、多くの妊婦さんや産後のママたちに出会いました。 中には個人的に親しくなる場合があり、退院後も手紙やお茶をする仲になることも少なくありませんでした。 また、たまたまお産で関わった人が、友人の友人だったということもよくありました。 そのようなご縁に恵まれていたため、病院を退院された後のママたちとプライベートで関わる時間が増えていきました。 そして『産後支援不足』に困っているママたちのお声が集まり、出張専門の助産院を2015年に開業することになりました。 彼女たちとの出逢いがなければ、いまの自分はいないといっても過言ではありません。 開業してから半年以上が過ぎましたが、この約半年間も多くの出逢いに恵まれました。 皆様、素敵な人が多く、毎日どんな出逢いがあるのか楽しみです。 定期的にメールや写真をおくって下さる人もいて、それが仕事の励みにもなっています。 ありがとうございます。 しかし残念ながら、皆様と関われるのは仕事柄『育児中』に限定されてしまいます。 それにも関わらず『育児後』の再開に恵まれる場合があります。 それは皆様が仕事に復帰された後の再会です。 子育てが落ち着いた ら復職される方が多いですが、実はひそかに私が利用者としてお世話になっている場合があります。 飛行機の中、病院、歯医者、割烹料理屋、美容院、旅行会社、ミルクメーカー、不動産、 レストラン... 実際に、お産で関わった産婦さんやご主人が経営するバーやお店には何度か遊びにいったことがありました。 その度に『こんなにうちの子は大きくなったんだよ』と嬉しそうに写真を見せてくれます。 『あの時はあんなに小さかったのにね。』と新生児の頃を振り返りながら、子どもの成長の早さを共有できるのがとても嬉しいです。 まるで義母のような心境です..。 子育ての傍らで働く皆様のことも引き続き応援してい

5/21育児沐浴教室@東京マタニティスクール

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先日の育児沐浴教室も、多くの妊婦さんとそのご家族にご足労いただきました。 ありがとうございました。 ↑受付前のシュールな光景。

妊婦さんが睡眠障害(不眠・中途覚醒・浅い眠り)になる原因と対策

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多くの妊婦さんが「 夜あまり眠れなくなった。 」「 眠りが浅くて夜中に目を覚ましてしまう。 」という悩みをかかえています。 これは妊娠期に増加するエストロゲンとプロゲステロンというホルモンが関係しています。 妊婦の睡眠障害に影響を及ぼすホルモン

ヒトは胎内でどのように成長するのか(5/15妊婦教室)

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皆様の赤ちゃんが、お腹のなかで280日間という日々をどのように過ごしているのか気になりませんか? 先日の5月15日に行った 妊婦教室 では、編集した動画を流しながら「受精から280日間の胎児の成長・発達」についての説明をしました。 何度見ても神秘的な映像で、個人的に大好きな動画です。 はじめは0.1mmほどの大きさだった皆様の赤ちゃんは、日々ものすごいスピードで成長しています。 1日に増える体重は「 妊娠15週:5g/日 妊娠24週:15〜20g/日 妊娠34週:30〜35g/日 」であり、昨日よりも今日、今日よりも明日、と確実に成長しています。

双子ちゃんとの出逢い(助産院)

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助産院を利用して下さっている人の中には、 双子ちゃん のお母様も数名いらっしゃいます。 皆様、口をそろえて「大変!」と言っているのですが、それ以上に赤ちゃんのことを大切に慈しんでいる姿が印象に残っています。 本日、母乳相談に伺ったご自宅の双子ちゃんとは約2ヶ月ぶりの再会でしたが、この2ヶ月間でぷくぷくと成長されていました。 2ヶ月前にお会いしたときはまだ小さくて弱々しかった新生児でしたが、今ではもう立派な赤ちゃんです。顔周りにもお肉が沢山ついて、よく笑うようにもなっていました。 「 手がクリームパンみたい。 」「 クリームパンが2つ。 」と言いながら笑っているママの表情がとても素敵でした。 写真を撮らせていただいたので、シェアします。

5/8出産教室@東京マタニティスクール

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本日は出産教室2回目を開催しました。 実際に動画をみながら、ご自分の出産場面と重ね合わせてイメージができるようお伝えしていきました。またより具体的にイメージできるよう、お産の時の胎児の状態も動画で流していきました。 お伝えした内容は主に以下の通りです。

今日はだれの日?こどもの日!

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本日5月5日は、こどもの日。 毎年この季節になると、都内でも大空を泳いでいる鯉のぼりをよく見かけます。 皆様は、「こどもの日」といえばどのような風景を思いだしますか? わたしの場合、「こどもの日」には地元山梨県の風景を思い浮かべます。 和みますね。 おそらく多くの人がこどもの日といえば「鯉のぼり」を思い浮かべるのではないでしょうか。 そもそもなぜ子どもの日に鯉のぼりを飾るのかというと、「 鯉が滝をのぼり龍になる 」という中国の言い伝えが始まりだそうです。 生命力の強い鯉が流れに逆らって登る姿は、 立身出世の象徴 として日本に伝わり、「子どもの成長」を願う親の思いが込められています。 子どもの頃、親に「鯉のぼりの色は、上から順に 黒 (父)、 赤 (母)、 青 ・ 緑 (こども) で、家族全員を表しているんだよ。」と教えてもらったのを未だに覚えています。 しかし恥ずかしながら・・ 1番上についている「 吹き流し 」という装飾にも重要な意味が込められているとは最近まで知りませんでした。 この吹き流しには「 青 ( 緑 )・ 赤 ・ 黄 ・ 白 ・黒 」という5つの色が使われていますが、これは古代中国の「陰陽五行説」が影響しています。 五行説とは、「万物は5つの元祖( 木・火・土・金・水 )から成る」という説で、それぞれを色彩で「 青 ( 緑 )、 赤 、 黄 、 白 、黒( 紫 ) 」と表しています。 「5つの元素が互いに反応しながらすべての物事が循環している」という古代中国の思想です。 この「 万物を成す5つの元素 」が 魔除け として子どもを守ってくれるように・・という願いが鯉のぼりには込められています。 またこどもの日には「 五月人形 」や「 鎧・兜 」を飾るご家庭も多いのではないでしょうか。 実際に助産院の仕事で訪問する際にも、これらの品が玄関や居間に飾られているのを最近よく目にします。 この「 五月人形 」や「 鎧・兜 」を飾る風習は、 武士社会の名残 といわれており、鎌倉・室町時代から伝承されてきました。 当時、武士にとっての「鎧・兜」は自分の身を守るための必需品でした。 命を守る象徴 として今日までその名残が受け継がれている

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