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5月, 2016の投稿を表示しています

仕事での出逢い

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よく『なぜ助産院を開業したのですか?』と聞かれます。 実は自分でも何故なのかよく分からないので、『流れで..』という曖昧な返答をしています。 助産院を開業するという目標は、自分のライフプランに全くありませんでしたし、私には無縁のことだと思っていました。 常勤として産科病棟で働いていた時は、多くの妊婦さんや産後のママたちに出会いました。 中には個人的に親しくなる場合があり、退院後も手紙やお茶をする仲になることも少なくありませんでした。 また、たまたまお産で関わった人が、友人の友人だったということもよくありました。 そのようなご縁に恵まれていたため、病院を退院された後のママたちとプライベートで関わる時間が増えていきました。 そして『産後支援不足』に困っているママたちのお声が集まり、出張専門の助産院を2015年に開業することになりました。 彼女たちとの出逢いがなければ、いまの自分はいないといっても過言ではありません。 開業してから半年以上が過ぎましたが、この約半年間も多くの出逢いに恵まれました。 皆様、素敵な人が多く、毎日どんな出逢いがあるのか楽しみです。 定期的にメールや写真をおくって下さる人もいて、それが仕事の励みにもなっています。 ありがとうございます。 しかし残念ながら、皆様と関われるのは仕事柄『育児中』に限定されてしまいます。 それにも関わらず『育児後』の再開に恵まれる場合があります。 それは皆様が仕事に復帰された後の再会です。 子育てが落ち着いた ら復職される方が多いですが、実はひそかに私が利用者としてお世話になっている場合があります。 飛行機の中、病院、歯医者、割烹料理屋、美容院、旅行会社、ミルクメーカー、不動産、 レストラン... 実際に、お産で関わった産婦さんやご主人が経営するバーやお店には何度か遊びにいったことがありました。 その度に『こんなにうちの子は大きくなったんだよ』と嬉しそうに写真を見せてくれます。 『あの時はあんなに小さかったのにね。』と新生児の頃を振り返りながら、子どもの成長の早さを共有できるのがとても嬉しいです。 まるで義母のような心境です..。 子育ての傍らで働く皆様のことも引き続き応援してい

5/21育児沐浴教室@東京マタニティスクール

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先日の育児沐浴教室も、多くの妊婦さんとそのご家族にご足労いただきました。 ありがとうございました。 ↑受付前のシュールな光景。

妊婦さんが睡眠障害(不眠・中途覚醒・浅い眠り)になる原因と対策

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多くの妊婦さんが「 夜あまり眠れなくなった。 」「 眠りが浅くて夜中に目を覚ましてしまう。 」という悩みをかかえています。 これは妊娠期に増加するエストロゲンとプロゲステロンというホルモンが関係しています。 妊婦の睡眠障害に影響を及ぼすホルモン

ヒトは胎内でどのように成長するのか(5/15妊婦教室)

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皆様の赤ちゃんが、お腹のなかで280日間という日々をどのように過ごしているのか気になりませんか? 先日の5月15日に行った 妊婦教室 では、編集した動画を流しながら「受精から280日間の胎児の成長・発達」についての説明をしました。 何度見ても神秘的な映像で、個人的に大好きな動画です。 はじめは0.1mmほどの大きさだった皆様の赤ちゃんは、日々ものすごいスピードで成長しています。 1日に増える体重は「 妊娠15週:5g/日 妊娠24週:15〜20g/日 妊娠34週:30〜35g/日 」であり、昨日よりも今日、今日よりも明日、と確実に成長しています。

双子ちゃんとの出逢い(助産院)

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助産院を利用して下さっている人の中には、 双子ちゃん のお母様も数名いらっしゃいます。 皆様、口をそろえて「大変!」と言っているのですが、それ以上に赤ちゃんのことを大切に慈しんでいる姿が印象に残っています。 本日、母乳相談に伺ったご自宅の双子ちゃんとは約2ヶ月ぶりの再会でしたが、この2ヶ月間でぷくぷくと成長されていました。 2ヶ月前にお会いしたときはまだ小さくて弱々しかった新生児でしたが、今ではもう立派な赤ちゃんです。顔周りにもお肉が沢山ついて、よく笑うようにもなっていました。 「 手がクリームパンみたい。 」「 クリームパンが2つ。 」と言いながら笑っているママの表情がとても素敵でした。 写真を撮らせていただいたので、シェアします。

5/8出産教室@東京マタニティスクール

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本日は出産教室2回目を開催しました。 実際に動画をみながら、ご自分の出産場面と重ね合わせてイメージができるようお伝えしていきました。またより具体的にイメージできるよう、お産の時の胎児の状態も動画で流していきました。 お伝えした内容は主に以下の通りです。

今日はだれの日?こどもの日!

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本日5月5日は、こどもの日。 毎年この季節になると、都内でも大空を泳いでいる鯉のぼりをよく見かけます。 皆様は、「こどもの日」といえばどのような風景を思いだしますか? わたしの場合、「こどもの日」には地元山梨県の風景を思い浮かべます。 和みますね。 おそらく多くの人がこどもの日といえば「鯉のぼり」を思い浮かべるのではないでしょうか。 そもそもなぜ子どもの日に鯉のぼりを飾るのかというと、「 鯉が滝をのぼり龍になる 」という中国の言い伝えが始まりだそうです。 生命力の強い鯉が流れに逆らって登る姿は、 立身出世の象徴 として日本に伝わり、「子どもの成長」を願う親の思いが込められています。 子どもの頃、親に「鯉のぼりの色は、上から順に 黒 (父)、 赤 (母)、 青 ・ 緑 (こども) で、家族全員を表しているんだよ。」と教えてもらったのを未だに覚えています。 しかし恥ずかしながら・・ 1番上についている「 吹き流し 」という装飾にも重要な意味が込められているとは最近まで知りませんでした。 この吹き流しには「 青 ( 緑 )・ 赤 ・ 黄 ・ 白 ・黒 」という5つの色が使われていますが、これは古代中国の「陰陽五行説」が影響しています。 五行説とは、「万物は5つの元祖( 木・火・土・金・水 )から成る」という説で、それぞれを色彩で「 青 ( 緑 )、 赤 、 黄 、 白 、黒( 紫 ) 」と表しています。 「5つの元素が互いに反応しながらすべての物事が循環している」という古代中国の思想です。 この「 万物を成す5つの元素 」が 魔除け として子どもを守ってくれるように・・という願いが鯉のぼりには込められています。 またこどもの日には「 五月人形 」や「 鎧・兜 」を飾るご家庭も多いのではないでしょうか。 実際に助産院の仕事で訪問する際にも、これらの品が玄関や居間に飾られているのを最近よく目にします。 この「 五月人形 」や「 鎧・兜 」を飾る風習は、 武士社会の名残 といわれており、鎌倉・室町時代から伝承されてきました。 当時、武士にとっての「鎧・兜」は自分の身を守るための必需品でした。 命を守る象徴 として今日までその名残が受け継がれている

4/30育児沐浴教室@東京マタニティスクール

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先日( 4/30 )、2回目の 育児沐浴教室 を開催しました。 ご夫婦で参加される方が多く、皆様真剣に沐浴をされていました。 沐浴には様々な方法があるので、以下の3パターンの方法を練習しました。

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