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3月, 2018の投稿を表示しています

育児用品の作り手たちの想い〜有限会社フィセル〜

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皆様が何気なく購入・使用している育児用品は、手元に届くまでの間に様々なプロセスを通過してきています。 例えば、一見ただの四角い布きれにみえる「ガーゼ」。 子育て中には使用頻度が多い必須アイテムですよね。 このガーゼ、ただの四角い布ではありません。 「素材」「サイズ」「デザイン」「色」「厚さ」「肌触り」「安全性」「耐久性」「縫い目」など。 ママ・ベビー目線で企画開発を重ねたうえに出来上がった「計算しつくされた布」なのです。 他にも、皆様が何気なくつかっているベビー布団やベビー服、授乳クッション等、全ての育児用品には、企画開発者たちの「つかう人が使いやすいように」という想いが込められています。 本日はそんなマタニティ&ベビー用品の作り手のプロフェッショナル集団が集う「 有限会社フィセル(本社) 」に伺い、社員研修のお手伝いをさせていただきました。 本社所在地は、愛知県蒲郡市。 自然豊かな澄んだ空気の中、赤ちゃんに優しいモノづくりが行われています。 フィセルの商品は90%以上が国内で生産されており、その高い品質とデザイン性は日本国内だけでなく海外からも高く評価されています。 フィセルのオリジナルブランドは、企画、デザイン、製造、広報活動などあらゆるプロセスをトータルで対応しており、それらはフィセルの直営店(以下)に届けられます。 (北海道、東京、大阪、兵庫、名古屋、京都、福岡、中国、台湾、香港) そんなフィセルで働く社員の皆様はとても勉強熱心で、研修中にはモノづくりの視点からのご意見やご質問が飛び交いました。 当院のお客様でも、フィセルのオリジナルブランドをたまたまお持ちの方に沢山お会いしてきましたが、それらの商品のブランドデザイナーの方もいらっしゃいました。 ご自身の子育て経験も活かしつつ、赤ちゃん想いの優しいモノづくりをされています。 研修後のアンケートにも、作り手の「おもてなしの心」が節々にちりばめられていました。一部ご紹介致します。 etc... ~ありがとうございました~ * * * 「孤育ての時代」といわれるほど、サポート不足による親の孤立化が問題視されている昨今、育児の負担軽減

3月末〜4月上旬のご予約受付状況

桜花の候、いかがお過ごしですか。 当院では毎年3月になると、断乳ケアのご依頼を多く承ります。 4月からの新生活への準備に向けたお手伝いができること有難く存じます。 年度末〜年度はじめのご予約受付状況は、下記の通りです。 (※3月分のご予約は 時間外含め 定員に達しました。) ご新規の方には大変申し訳ありませんが、ご継続の方を優先させていただきますのでご了承くださいませ。 (特にご新規の方で断乳をご検討の方は、事前にご相談いただけたら幸いです。) また今後キャンセルがでる場合もありますので、ご予約希望の方はメールか電話でお問い合わせください。 (※3月26日時点) 3月 26日:受付終了 27日:受付終了 28日:定休日 29日:受付終了 30日:受付終了 31日:受付終了 4月 1日: 15:30〜16:30 受付終了 2日: 15:00 受付終了 3日:受付終了 4日:受付終了 5日:13:00〜15:00空きあり 6日:定休日 7日:定休日 8日:定休日 9日:定休日 10日:定休日 11日:13:00空きあり 上記スケジュールは、3月26日時点の状況です。 変動することもありますので、ご質問やご要望等ありましたらお気軽にご連絡ください。 港助産院 03-6868-4649 minato.josan@gmail.com forbaby@minato-josan.jp まずはご案内まで。

本日7歳になられたお子様たちへ。

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東日本大震災の最中、 産声をあげながら生まれてきてくれたお子様たちは、本日7歳のお誕生日ですね。 君たちが出生する前は、 十月十日(トツキトウカ)という歳月を母の胎内で過ごしてきました。 母親の胎内は、光が一切遮断された漆黒の空間ですが、そんな暗闇の中で皆様は胎児期を過ごしてきました。 そして7年前のあの日、狭くて暗い産道を通りぬけながら生まれてきてくれました。 出生直後の赤ん坊の多くは、初めてあびる光に対して眩しそうに目を細めます。 十月十日(トツキトウカ)という長い年月を暗闇の中で過ごしてきたのだから、慣れない光に眩しさを感じるのは自然な反応です。 実は、 十月十日(トツキトウカ) という漢字を繋げると 「 朝 」という一文字になります。 君たちが初めて迎えた朝のことはもう覚えていないと思いますが、慣れない外の世界は光眩しくて、とても怖かったと思います。 実はあの日、 多くの大人たちも同様に、震災で光を失った闇の中で「朝」を迎える恐怖を抱いていました。 二度と朝を迎えられなくなった人も沢山います。 日本の「夜」は、震災によってこんなにも暗くなっていたのです(↓写真)。 あれから7年。 日本では以前のように、夜でも電灯が灯り続けるほどに震災復興が進んできました。 皆様ももう7歳ですから、さすがに光にも慣れて、明るい太陽光の下で元気に走り回っていることでしょう。 この7年間。多くの大人たちが、君たち子どもを守るために、暗くなった被災地に光を取り戻そうと必死でした。 そして同時に、生命力溢れる子どもたちの存在は、大人たちにとっての光でもありました。 木の幹が育つためには、葉の存在(光合成)が必要不可欠であるように、 誰かの光になれるような、そんな大人になってほしいと願っております。 ↑ こちらの動画は、「震災を乗り越えて宮城に再び光が戻りつつある」というメッセージを伝えるべく 宮城県 が作成したものです。 活気を取り戻しつつある宮城に溢れる「光」には、人や自然がもつ生命力の強さが伝わってきます。 港助産院 城野 http://www.minato-josan.jp 〜関連記事〜 ・ 玉眞院の暗闇を歩いて感じたこと ・ 震災時、赤ちゃんはどうなる?

(3/10)10moisママサロン

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本日3月10日 10mois AOYAMAのママサロンにて、育児沐浴体験教室を行いました。 ご参加いただきありがとうございました。 次回は、4月に10moisママサロンで「出産セミナー」を行う予定です。 詳しい日時に関しては、10moisの Blog や Instagram で告知予定なのでご確認ください。 また5月以降は、プロのバレエ講師や海外で活躍予定のヨガ講師と共に、ボディメイクやヨガ等の産前産後レッスンも企画しております。 産前産後に「こういうことをやってみたい。」「こんなことに悩んでいる。」等のご意見やご要望がありましたら、お気軽にご連絡ください。 港助産院 03-6868-4649 forbaby@minato-josan.jp minato.josan@gmail.com さて、本日のママサロンのあとは、いつもお世話になっているF様とM様、ご新規Y様のご自宅へ伺いました。 偶然にも皆様、生後1ヶ月弱の赤ちゃんでした。 生後1ヶ月頃の赤ちゃんの胃の大きさは、約 卵1個分 です。 出生直後の新生児の胃の大きさは、 さくらんぼ1粒(ビー玉) 位である為、10cc/回飲むのが精一杯でした。 それが今では100〜150cc/回も飲めるようなっているのですから、すごいことですよね。 またM君は今日、パパと一緒にお風呂デビューもしました。 スイマーバという浮き輪をつけたら、とても幸せそうにプカプカと浮かんでいたので写真を撮らせていただきました。 か・・・かわいい! 泣いていたM君が、湯船につかった瞬間にピタッと泣き止みました。 赤ちゃんは母親の胎内で、羊水という温かい液体に浮かんだ状態で10ヶ月間過ごしてきました。 だから生まれた後も、お湯につかるのが大好きなのです。 大人になっても、海やプール、お風呂や温泉が好きな人は多いですが、ある種の胎内回帰という説もありますよね。 M君が心地よさそうにお湯に浮かんでいる姿をみながら、人間は水の中で誕生して水に守られてきた生命であるということを改めて感じました。 (※スイマーバの使用をご検討中の方は注意事項を確認の上、正しい使用方法で活用していくださいね。) 最後に、ベビースパやベビースイミングの動画をご紹介します。 賛否両論あります

母親にだけ笑ってくれない赤ちゃんは沢山いるし、母親が赤ちゃんに笑えなくなる時だって沢山ある。

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生まれたばかりの赤ちゃんでも、時々不意打ちのように笑顔になる時があります。 これは「 新生児微笑(生理的微笑) 」といい、心理的感情とは関係のない 本能的に備わっている微笑(表情筋の反射) といわれています。 しかし生後2〜3ヶ月頃になると、「 社会的微笑 」という 感情とリンクした笑顔 をみせてくれるようになります。 そして生後6ヶ月頃になると、はっきりと人の区別ができるようになり、人見知りが始まります。そのため、社会的微笑がより顕著になってきます。 赤ちゃんの笑顔ほど可愛いものはなく、みているだけで心が穏やかになり癒されます。 故に赤ちゃんの笑顔が育児の励みになっているご家族も多いことでしょう。 しかし、その笑顔に悩んだり傷ついたりしている母親が多いのも事実です。 「私にだけ笑ってくれない気がします。」 「夫が抱っこするとご機嫌なのに、私が抱っこすると泣きます。」 「私以外の人にはいつも機嫌が良くてニコニコしています。」 「私と目を合わせてくれません。」 な・・・、なんというツンデレな赤ちゃんなのでしょう。 これは、反抗期やイヤイヤ期の子どもの話ではなく、まだ0〜数ヶ月の赤ちゃんの行動です。 あまりにもよく聞く話なので、私は「謎の行動」と思い込んでいましたが・・、これって母親にとってはとても悲しいことですよね。 自分の大切な人が、自分にだけ冷たくて否定的だと感じてしまうのはとても辛いことです。 人間は、「笑顔=愛情」というイメージを抱きやすいため、我が子の笑顔が少ないと「私の愛情が足りてないのではないか」と自責の念にかられてしまいがちです。 しかし、赤ちゃんの笑顔が少ないのは、 決して母親のせいではない!!!! と、私は声を大にして言いたい! 「笑顔」だけが、赤ちゃんの愛情表現ではないからです。 最も赤ちゃんがリラックスしている時にみせてくれる安堵の表情は、「笑顔」ではなく「寝顔」です。 心理学者のフロイトは、「 赤ちゃんにとって眠るということは、自分の存在がこの世から消えてしまうことと同じであり、それに対して大きな恐怖心が呼び起こされること。 」という心理学説を説いています。 つまり赤ちゃんにとって眠るということは、「死」に近い感覚であるため、眠りに入ることは怖い(夜泣

小さなお雛さま 〜初節句〜

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今宵、中華屋でたらふく餃子を食べた帰り際、店のおばちゃんが「あなたは今日、おひな様ね!」と声をかけてくれました。 大人になってから、初めて言われました・・。 そうか・・、今日はひな祭りか。 同席者は知らなかったようで、「ひな祭りって何かするの?」と不思議そうな顔をしていました。 ひな祭りとは、女子の健やかな成長を祈る節句の行事です。 雛人形を飾ったり、縁起物の行事食を食べたりします。 ひな祭りといえば、主にちらし寿司を食べたり白酒を飲んだりするのですが、 今日私が食べたのは餃子で、飲んだのは紹興酒でした・・・。 さて、そんなひな祭り。 皆様はいかがお過ごしでしたか? 本日お伺いしたお客様の中にも、「初節句」を迎えられた女の子が3名いらっしゃいました。(他は男の子です。) M様家のHちゃんは、まもなく生後1ヶ月。 親戚の方たちに囲まれた賑やかな雰囲気の中、穏やかに過ごされていました。 お母様の「もう初節句」という嬉しそうな表情が印象的でした。 またA様は、私にまでひな祭りのプレゼントをくださりました。 ありがとうございます! 私は子どもの頃、ひな祭りに特別なことをした記憶がありません。 それでも親は「あの時はあんなことをしたよ。」と覚えています。 赤ちゃんの記憶には残らないかもしれませんが、限りある子育て期の思い出として親の脳裏には刻み込まれるのでしょうね。 まさに、親思う心にまさる親心です。 次に来るは、こどもの日。 皆様のお子様が迎えられる初節句が、幸多き1日でありますことを願っております。 こちらの写真は、2ヶ月後に初節句を迎えるMくんの手。 力強くママの手を握っていたのが印象的でした。 つい数日前までは、折れそうなほどにか弱くて細かった手や指が、今ではもうムチムチです。 「うちの子はすごく母乳を飲むんです。ミルクも飲みすぎるんです・・。」と言っていたS様のお子様も、M君同様にすくすくと成長されていました。 子どもの成長スピードにはいつも驚かされます。 皆様のお子様が、会うたびにたくましく、すくすくとご成長している姿をみるのが楽しみです。 引き続き、のびのびとご成長されるお子様た

春の訪れ(3月のご予約受付状況)

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本日から3月。 暖かな日差しの中、どことなく春の予感を感じる1日でした。 春待つ桜の蕾はまだ硬いですが、開花に備えて刻一刻と生長しています。 冬の間、多くの植物の種子や芽は休眠(成長停止)に入ります。 生育に適さない時期を生き抜くための戦略として休眠し、植物は冬を越します。 植物に限らず、動物も厳しい冬を乗り切るために冬眠をします。 人間も冬季うつになる人がいるように、冬は休眠モードに入る人も少なくありません。 日照時間が短くなることで、セロトニン代謝やメラトニン分泌に変化が生じるためです。 しかし植物が休眠打破、動物が冬眠明けするように、 人も春になると、冬の寒さにこわばっていた身と心がゆるみはじめます。 個人的には大好きな季節ですが、春先の急激な寒暖差から心身ともに不安定になりやすい人も多い時期です。 春先の気候不安定な時期は、自律神経やホルモンバランスが崩れやすくなるため、「木の芽時(コノメドキ)」ともいわれています。 無理せず、ゆったりと、春をお過ごしください。 疲れた時は・・この写真の猫のように、意識的に休んだり力を抜いたりすることも大切なのでしょうね。 私も今年の春は、カチコチに凝り固まった身体がゆるむようにゆったりと過ごしたいと思います。 早速、本日お客様からこのようなコリ解消グッズをプレゼントしていただいたので、活用致します。 F様、ありがとうございます! *** 3月は出会いと別れの季節でもありますが、 港助産院でも日々多くの新しい出逢いと別れの連続です。 出産したばかりの新米ママから、子育てがひと段落して断乳・卒乳するママたちまで・・。 お一人ひとりのお子様が、まるで身内の子どものように愛おしいです(馴れ馴れしくてすみません)。 今後もお一人ひとりとのご縁を大切に、全力でサポートして参ります。 どうぞよろしくお願い致します。 尚、3月上旬の日中は既にご予約で埋まっているため、ご予約が難しい状況でございます。 時間外(8:30もしくは18時以降)、またはキャンセル待ちでしたら対応できる日もありますので、ご予約ご希望の方は直接お問い合わせください。 03-6868-4649 minat

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