立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花【産前産後ボディメイク】


立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花

これは所作や立ち振る舞いが美しい女性を花にたとえた言葉ですが、今はまさにこれら3つの花の開花シーズンでもあります。

芍薬:4月末〜5月上旬
牡丹:5月中旬〜6月末
百合:6月〜8月

高校時代のまさにこの開花時期。
当時新体操部に所属していた私は、インターハイに向けた猛特訓の最中でした。
新体操の団体選手は5人なのですが、メンバー内で唯一背の低かった私は「身長差で目立つから誰よりも姿勢良く大きく動きなさい。」とコーチによく言われていました。
そして母親にも「(容姿は無理だけど)、演技中は3つの花(芍薬牡丹百合)のように美しい所作で踊りなさい。」と言われていたのをふと思い出しました。

あれから◯◯年が経ち、すっかりそんなことを忘れてしまった私は、猫背で肩こりが醜い大人になってしまいました。
視線は下向きで、巻き肩の猫背です・・。もはや萎え花です。

ここ最近はあまりにも肩こりがひどいので、先日ホットヨガ教室の入会手続きにいったのですが、なんとそこで当時の新体操部の後輩に再会しました。
しかも偶然にも隣のヨガマット。

その後輩はモデルでミス日本にも選ばれているほどなので、まさに「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花。」そのものでした。

一方で、隣の私は「立てばチビ、座れば猫背、歩く姿は前傾姿勢。」の見事な3拍子。
このままではしおれ花になると危惧した私は、高校時代のコーチの言葉を思い出しながら、改めて姿勢良く生きようと誓ったのでした。

しおれた花を蘇らせるためには水揚げが必要であるように、どうやら私にも日々の姿勢改善が必要なようです。


そんなしおれ花の私ではございますが・・、先日の5月12日に、美姿勢に関するセミナーを10moisママサロンで行いました。
もちろん私は産前産後のマイナートラブルについて説明しただけで、具体的なワークショップの部分はプロの先生にお願いしました。

講師はMissa Beauty Balance主宰の彩戸美佐先生です。
長年のバレエやモデルの経験から考案した自身のボディメイクセミナーが人気で、TVや雑誌などでも幅広く活躍されていらっしゃる方です。

彩戸先生と共にお伝えしたコンテンツは以下の通りです。

・横隔膜呼吸法
・歩くときの視線
・正しい立ち方と座り方
・骨盤底筋群トレーニング
・肩こり・冷え性改善ストレッチ
・美しい歩き方
・リラクゼーション呼吸
・育児中の身体の使い方



現代人は背中が退化している人が多く、呼吸も浅くて早くなりがちだといわれています。
自律神経失調症や若年性更年期障害などで悩む20〜40代も増えています。
また産前産後はホルモンバランスの変動や骨盤・姿勢変化の影響で、腰痛や肩こり等に悩まれている人が沢山います。
そのような方たちに、ぜひ彩戸先生考案の骨盤底筋群トレーニングや正しい姿勢を学んでいただきたく存じます。
また近年「マインドフルネス」というメンタルヘルスケアが注目されていますが、今この瞬間の自分自身を受け入れていくという瞑想法に通じる「呼吸法」も意識できます。

私自身も非常に勉強になりましたし、目から鱗の情報満載のレッスンでした。
セミナー終了後、彩戸先生からとても素敵なメールを頂戴したので最後に共有させてください。

「"美しく健康に人生を過ごす" その為の「エッセンス」になればと願いながら指導しています。
セミナーも!レッスンも!人生の大切な出会いなので。
たとえ、一度の出会いでも!その人の「身体が変化」したり「心」が前向きになったり、楽しめたり。「表情」が豊かになったり「姿勢」が美しくなったり。
「美しい日本人」が増えて欲しいという願いで指導を続けています。」

さすが、プロのお言葉です。
まさに「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花。」そんな言葉がぴったりと似合う彩戸先生。
本当にありがとうございました。

また今後も彩戸先生と共にコンテンツを考えていきたいと思っています。
産前産後のボディメイクにご興味のある方は、お気軽にご連絡ください。

5月は「五月病」という言葉があるほど心身の不調をきたしやすい時期ですが、そんな時こそ目線を上に、姿勢を高く、胸を張って日常生活をおくれたら良いですね。

時節柄、体調を崩されませぬよう心身ともに晴れやかにお過ごし下さい。


港助産院
http://www.minato-josan.jp
城野

〜関連記事〜
仕事での出逢い
妊婦さんは温泉に入っても良いの?
産後のむくみ
妊娠中のむくみ


東京マタニティスクール