仕事での出逢い
よく『なぜ助産院を開業したのですか?』と聞かれます。
実は自分でも何故なのかよく分からないので、『流れで..』という曖昧な返答をしています。
助産院を開業するという目標は、自分のライフプランに全くありませんでしたし、私には無縁のことだと思っていました。
常勤として産科病棟で働いていた時は、多くの妊婦さんや産後のママたちに出会いました。
中には個人的に親しくなる場合があり、退院後も手紙やお茶をする仲になることも少なくありませんでした。
また、たまたまお産で関わった人が、友人の友人だったということもよくありました。
そのようなご縁に恵まれていたため、病院を退院された後のママたちとプライベートで関わる時間が増えていきました。
そして『産後支援不足』に困っているママたちのお声が集まり、出張専門の助産院を2015年に開業することになりました。
彼女たちとの出逢いがなければ、いまの自分はいないといっても過言ではありません。
開業してから半年以上が過ぎましたが、この約半年間も多くの出逢いに恵まれました。
皆様、素敵な人が多く、毎日どんな出逢いがあるのか楽しみです。
定期的にメールや写真をおくって下さる人もいて、それが仕事の励みにもなっています。
ありがとうございます。
しかし残念ながら、皆様と関われるのは仕事柄『育児中』に限定されてしまいます。
それにも関わらず『育児後』の再開に恵まれる場合があります。
それは皆様が仕事に復帰された後の再会です。
子育てが落ち着いたら復職される方が多いですが、実はひそかに私が利用者としてお世話になっている場合があります。
飛行機の中、病院、歯医者、割烹料理屋、美容院、旅行会社、ミルクメーカー、不動産、レストラン...
実際に、お産で関わった産婦さんやご主人が経営するバーやお店には何度か遊びにいったことがありました。
その度に『こんなにうちの子は大きくなったんだよ』と嬉しそうに写真を見せてくれます。
『あの時はあんなに小さかったのにね。』と新生児の頃を振り返りながら、子どもの成長の早さを共有できるのがとても嬉しいです。
まるで義母のような心境です..。
子育ての傍らで働く皆様のことも引き続き応援していけたら幸いです。
港助産院 城野
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