ローリングストック法


東日本大震災が発生してから、9年の歳月が流れました。


被災地では飲食料品の品切れ・品薄が長期化した為、食料不足下での生活が余儀なくされました。
また小さなお子様がいるご家庭では、紙オムツが不足した為、ビニール袋やタオルで代用していたそうです。

現在も新型コロナの影響で、マスクやトイレットペーパーの買い占めが問題視されていますが、生活必需品は常日頃から必要最低限ストックしておく習慣をつけておくと良いと痛感しました・・。

普段から、緊急時になくてはならない生活必需品(飲食料品含)を一定量備蓄しておき、保存期間があるものを定期的に消費・補充することを「ローリングストック法」といいます。
例)賞味期限のある飲食料品(ミルク・離乳食)や、サイズアウトしていく紙オムツ等

▶︎内閣府防災情報のページ:「ローリングストック法」

「明日から2週間の自宅待機になり、宅配サービスやライフラインの利用が不可能になった場合」と想像すれば、必要なものが明らかになってきます。

・モバイルバッテリー(多機能LEDライト等)
・水・保存食
・電池
・ランタン・懐中電灯
・簡易トイレ
・ウェットティッシュ
・トイレットペーパー
・生理用品
・卓上コンロ
・衛生用品(歯磨きシート、無水シャンプー、身体拭きシート)
・防寒グッズ(ホッカイロ、毛布)

小さなお子様がいるご家庭では、紙オムツ・おしりふき・栄養品(ミルク・離乳食)も必要になってきますね。

我が家のトイレットペーパーもなくなりつつあります・・。
物不足による恐怖に直面した際のパニック買いを防ぐためにも、常日頃の備蓄の必要性を再認しました。

想定外や未曾有の危機に直面するたびに混乱が生じますが、
正確な情報とリスク評価、そして冷静な行動を心がけていきたいと思います。

毎年3月11日は、先人たちに倣い、防災対策を見直す日にしていきたいです。

港助産院
http://www.minato-josan.jp


〜関連記事〜
本日7歳になられたお子様たちへ
震災時、赤ちゃんはどうなる?
震災時、赤ちゃんに必要な避難用具
被災地での母乳育児の問題点
玉川大師を訪れて感じた事

東京マタニティスクール