(私事)日本の最新授乳室〜渋谷ヒカリエ〜
日本のトイレの快適性は世界一と称されています。
特に都心の大型施設のトイレにはデザイン性の優れた快適な空間が広がっており、その最先端をゆくトイレ空間は海外からも注目されています。
友人にもトイレマニアが2人(日本トイレ研究所の一員とトイレ旅行が趣味の人が)いるのですが、おそらくトイレマニアの人数が世界一を誇るのも日本なのではないでしょうか。
日本には①トイレ文化の創出②快適なトイレ環境の創造③トイレに関する社会的な課題の改善のために、1985年に発足された「日本トイレ協会」というNPO団体があります。
その他、友人が所属する日本トイレ研究所や、日本トイレ協会メンテナンス研究会など・・日本のトイレの改善と発展のために活動している人たちが沢山います。
そのような日本のトイレ事情(おもてなし文化)ですが・・
本日その素晴らしさを垣間見たのでご報告致します。
本日休業日は、バレンタインチョコを買いたいという友人に付き添って、渋谷ヒカリエに行きました。
渋谷ヒカリエでは「Happy Valentine」というチョコレートの催事イベントが期間限定で開催されており、有名パティシエや海外ブランドのチョコレートで賑わっておりました。
宝石のようにディスプレイされているチョコレートに驚きましたが、それ以上に驚いたのはヒカリエのトイレに併設されていたベビー休憩室(地下2階)です。
(友人はチョコに夢中でしたが、私はベビー休憩室のが気になりました・・)
「スイッチリビング」と記されているその場所には、赤ちゃんのおむつ交換台や体重・身長計、授乳室や談話室が設けられていました。
ミルクを調乳するためのお湯や電子レンジ、おむつの自動販売機が備え付けられており、外出時の赤ちゃんのケアに申し分ない設備が整っていました。
ベビーカーをおす子連れの母親が渋谷ヒカリエに多いのも納得です。
小さなお子さんと外出する際に気になるのは、授乳とおむつ交換をするタイミングと場所の確保です。
最近では、子連れの外出に便利なアプリの登場によって、授乳やおむつ替えが可能な施設を簡単に調べられるようになりました。
子供連れの人が快適に買い物・外食をするためには、このような施設が必要不可欠です。
世界一である日本のトイレには、子育て中のママに気遣ったトイレの設計や設備の充実が今後ますます期待されていくでしょう。
子育ての理解が社会に浸透していきますように。
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