(私事)梅の花


梅花の候

少しずつ春めいてまいりました。

特に本日は天気がよく、多くの人がどことなく春の兆しを感じたのではないかと思います。
つい昨日までは、余寒の衰えぬ毎日に閉口しながら防寒着を重ね着しておりました。
本日もいつも通りに冬の装いで外出したら、半袖やノースリーブの人と沢山すれ違ったので驚きました。
もうすでに季節は、春の訪れを思わせるころなのですね。


天気が良いと散歩をしたくなります。
本日最後に助産院を利用して下さった方のマンションの近くには芝公園があったので、寄り道をしました。




芝公園にはすでに見事な紅梅・白梅が開花しておりました。

日々変化していくおうばいとう)の開花状況を目で追うたびに、時の流れの早さを実感します。
にスポットライトがあたるのは「開花時」に限局されがちですが、私はつぼみがほころび始める時期が最も好きです。



長い冬の寒さにたえてきたからこそ、梅・桜・桃・李のつぼみは花を咲かせることができます。
この厳しい冬の寒さが開花に影響を与えることを休眠打破というのですが、はまさに今「休眠」状態ですね。

厳しい冬の寒さの中で成熟し、気温上昇と共に花芽が成長し、春には美しい花を咲かせる」という一連の流れがあるからこそ、梅や桜は多くの人々に長らく愛され続けているのだと思います。




私の好きなことわざの1つに「艱難汝を玉にす」という言葉がありますが、これは梅や桜の休眠打破にも通ずると思います。


梅の開花を見ながら異国の地で暮らす友人と電話をしていたこともあり、改めて「休眠打破」について思いを巡らせました。
また本日は結婚式の2次会もあったため、改めて人とのご縁についても考える日となりました。

春が待ち遠しいですね。


皆様が良き春
お迎えになりますよう
お祈り申し上げます。


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