紫陽花


いよいよ雨の季節になり、鮮やかな色を発する紫陽花が見頃を迎えました。 
道端や公園を意識して歩いていると、さりげなく咲く紫陽花をいたるところで見かけます。 
街に馴染みすぎているので、気づかずに通り過ぎてしまいがちですよね。
立ち止まってよくみると、小さな花が寄り集まって咲き誇っており、手毬のようです。 
ひとつとして同じ色がないので、ついつい写真に納めたくなります。 


  * *   

仕事の移動中に見かけた紫陽花たち








紫陽花の色は時間とともに変化することから、「七変化」という別名があります。 
自然の変化にそって変わりゆく紫陽花の姿は、うつろいゆく人の生活や心に相通ずるもの
がありますね。


 




七変化する紫陽花には「移り気・心変わり」という花言葉がありますが、色を変えずに白いまま咲き続ける紫陽花もあります。
花の色によって花言葉が違うのですが、白い紫陽花の花言葉は「寛容」だそうです。
「夫婦関係や子育てで一番大切なのは、違いに対する理解と寛容さ」と言明していた友人がいましたが、妙に納得したものです。



青は、
雨上がりの緑によく映えます。

 


雨に濡れた姿は、
一段と美しく見えます。


 

  * *   

 紫陽花の学名は「Hydrangea」といい、「水の器」という意味です。
多量の水を浴び、生き生きと咲き誇っている紫陽花のように、皆様のお子さまも健やかに梅雨の日々を過ごせますように。

 港助産院 城野
  http://www.minato-josan.jp 

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