6/4育児沐浴教室

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先日(6/4)の育児沐浴教室も多くの方にご参加いただき誠にありがとうございました。

毎回、どのような人たちが来るのか楽しみにしているのですが、今回参加された皆様も真剣に育児・沐浴の練習をされていました。



皆様の真剣な姿をみて、とても心強いと思いました。
サポーターとして協力してくれたスタッフの林田も「この人たちの赤ちゃんは安心だね」と言っていました。

↑ベビーたちも大喜びです!

↑林田も大喜びです!


今回、実際に練習していただいたのは下記の6点です。

1.抱っこ
2.オムツ交換
3.便秘時の対応
4.更衣
5.母乳育児のサポート
6.沐浴(インバス法・アウトバス法・沐浴剤)

「実際にできるか不安。」「意外と難しい。」という感想がありましたが、はじめはできなくて当然です。
わたしも学生時代に初めて赤ちゃんをお風呂に入れた時は、緊張して頭が真っ白になりました。指導者に「何やってるの!」と怒られたのを今でも覚えています・・。
そんなわたしでも、今では沐浴が大好きになりました。
気持ちよさそうにお湯につかっている赤ちゃんの表情が大好きなのです。

※わたしがいれています

本来沐浴とは、(慣れたら)とても楽しい時間なので、その時間を楽しんでいただきたいと思います。

何度も実践を重ねることで慣れてきます。
だから安心してください。
育児に正解や完璧はありませんから、肩の力をぬいて自己流の育児を楽しんでくださいね。
ママやパパの初めてのことは、赤ちゃんにとっても初めてのことです。
赤ちゃんと一緒に試行錯誤しながらオリジナルの育児をみつけていただけたら幸いです。


最後、皆様がお帰りになる際に、あるご主人が「今日やったように丁寧に沐浴をやらなくててはダメですか?」と質問して下さりました。

いいえ。毎回ここまで丁寧にしなくて大丈夫です!

今日お伝えした内容は、あくまでも「基本的な方法」です。
肌トラブルがなければ毎回ここまで丁寧にする必要性もありませんし、ご自分のやりやすい方法にアレンジして問題ありません。

子育ては全て「触れる」ということが基本になります。
赤ちゃんに触れなければ、それは「放置」になりますし、それが続いた結果が「ネグレクト(育児放棄・虐待)」です。
下手でも不器用でも大雑把でも良いので、たくさん触れることが何よりも大切なことだと思っています。

講座中、精神科医の岡田氏の著書である「愛着障害(子ども時代を引きずる人々)」の一文をご紹介しました。

人格形成の基礎となる子育て期(愛着形成期)が、皆様と赤ちゃんにとって喜びに満ちた幸多き日々でありますように・・。


以下、岡田氏著「愛着障害」引用。

愛着がスムーズに形成されるために大事なことは、十分なスキンシップとともに、母親(周りの大人たち)が子どもの欲求を感じ取る感受性をもち、それに速やかに応じる応答性を備えていることである。子どもは、いつもそばで見守ってくれ、必要な助けをあたえてくれる存在に対して、特別な結びつきをもつようになるのだ。求めたら応えてくれるという関係が、愛着を育むうえでの基本なのである。


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