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【メンタル①】イライラの原因と怒っている相手への対応

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*  *  *  * 先日、仕事の一環としてアンガーマネジメント研修を受けたので、本日は産後に抱きやすい「怒りの感情」に焦点をあてていきたいと思います。 (以下、産後の女性だけではなく、子どもや恋人関係においてもあてはまる内容です。) 以前、産院に勤めていた時に、退院した方のご主人から電話がかかってきたことがありました。 「そちらで出産した家内が退院後に人格が変わりました。出産前は一度も怒ったことがなかったのに、産後は毎日ヒステリーをおこしており心配です。病院で何かありましたか?」 この電話には産後の夫婦関係あるあるが濃縮されています。 まずこのご夫婦の間におきていると思われる問題点を自分なりにあげてみます。 1. ご主人:奥様の怒りの行動にしか着目していない 2. ご主人:産後の女性の心身の変化を理解できていない 3. 奥様 :怒りの元になっている感情を伝えられていない 4. 奥様 :怒りの頻度・強度が高く、攻撃性がある 5. 夫婦 :コミュニケーションがとれていない 上記4点の問題点をそれぞれ紐解きながら、解決策を考えていきたいと思います。 1.  相手の怒りの行動(二次感情)にしか着目していない 怒りの感情はよく「瞬間湯沸かし器」に喩えられており、条件反射のように爆発しがちです。 そして負の感情やストレスは周囲の人へ伝わり「感染」していきます。 これをセカンドハンドストレスといいますが、受話器越しのご主人も奥様のストレスが伝染して苛立っているようでした。 何故ならご主人は奥様の「ヒステリー」という表面的な行動にしか着目できていなかったからです。 怒りという感情は氷山の一角(二次感情)であり、その怒りの裏には様々な感情(一次感情)が隠れています。 「なんで〜してくれないの!」「〜できないの!」という怒りの根本には、以下のような感情があるはずです。 不安・苦しい・嫌だ・辛い・虚しい・心配・寂しい・悲しい・罪悪感・焦り・後悔・疲労 等 そしてそれらは理想と現実とのギャップによってストレスとなり、怒りという行動に表れます。 ですから相手のイライラをイライラで返すのではなく、隠れている一次感情に注目することで根本的な解決の糸口がみつかる可能性があります。 まずは相手の怒りが生...

【母親の笑顔が消えるとき】他人事ではない産後うつの実態

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先日、東京都周産期医療ネットワーク事業地域連携会議に参加してきました。 テーマは「 産後うつ 」。 個人的にも非常に興味のある内容です。 女性の20%が人生のどこかで「うつ」の傾向になるといわれており、うつ病患者数は年々増加傾向にあります。 女性のうつ病の発症率は男性の2倍で、そのうち2/3の方が産後と更年期に発症するといわれています。 産前産後・・・。 実は、 妊産婦の10人に1人がうつ病を発症している といわれています。 そしてうつ病による 自殺 問題が深刻化しています。 ここ10年(2005-2014)の間に、自殺した妊産婦の人数は東京都23区内だけで「63人」 (※1) 。 これは、産科・偶発合併症(出血や高血圧など)による母体死より明らかに多く、 妊産婦死因の最も多い要因 となっています。 日本の周産期医療は世界最高水準であり、妊産婦・周産期・新生児死亡率は激減している一方で、周産期メンタルヘルスケアの問題・対策に課題が残っています。 特に妊産婦自殺の時期で多いのは、 妊娠初期(2ヶ月)と産後4ヶ月で、次に産後3ヶ月・6ヶ月 と報告されています (※2) 。 また 産後2週未満 に疲れと負担がピークに達し、半数以上が心身ともに不安を抱いていることが厚生労働省の実態調査でも明らかになっています (※3) 。 うつ病の原因は神経伝達物質(セロトニン・ノルアドレナリン)の変動やストレス、病気や喪失体験等の様々な原因が複合的に絡み合って発症します。 特に産前産後はホルモンバランスの変動や疼痛、睡眠不足や育児不安等、心身共に多くのストレス負荷がかかります。 以下の特徴がある妊産婦は、特にフォローアップが必要であると指摘されています (※4) 。 ・社会心理学的ハイリスク者(望まない妊娠、未婚者、流早産後、中絶後、家庭内暴力被害者、家庭不和、自傷行為既往、夫の無理解、経済的問題など) ・妊娠・分娩への不安 ・ストレス(長期入院、合併症妊婦、恐怖、PTSD、母子分離など) 更に 自殺者に共通する心理 として、順天堂大学の竹田教授は以下のように述べています (※4) 。 "自分がどこかに所属しているという感覚が弱くなる「所属感の減弱(疎外感)」がある。もうひとつには「負担感の知覚」すなわち「自分が周...

立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花【産前産後ボディメイク】

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立てば芍薬  座れば牡丹  歩く姿は百合の花 これは所作や立ち振る舞いが美しい女性を花にたとえた言葉ですが、今はまさにこれら3つの花の開花シーズンでもあります。 芍薬:4月末〜5月上旬 牡丹:5月中旬〜6月末 百合:6月〜8月 高校時代のまさにこの開花時期。 当時新体操部に所属していた私は、インターハイに向けた猛特訓の最中でした。 新体操の団体選手は5人なのですが、メンバー内で唯一背の低かった私は「身長差で目立つから誰よりも姿勢良く大きく動きなさい。」とコーチによく言われていました。 そして母親にも「(容姿は無理だけど)、演技中は3つの花( 芍薬 ・ 牡丹 ・ 百合 )のように美しい所作で踊りなさい。」と言われていたのをふと思い出しました。 あれから◯◯年が経ち、すっかりそんなことを忘れてしまった私は、猫背で肩こりが醜い大人になってしまいました。 視線は下向きで、巻き肩の猫背です・・。もはや萎え花です。 ここ最近はあまりにも肩こりがひどいので、先日ホットヨガ教室の入会手続きにいったのですが、なんとそこで当時の新体操部の後輩に再会しました。 しかも偶然にも隣のヨガマット。 その後輩はモデルでミス日本にも選ばれているほどなので、まさに「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花。」そのものでした。 一方で、隣の私は「立てばチビ、座れば猫背、歩く姿は前傾姿勢。」の見事な3拍子。 このままではしおれ花になると危惧した私は、高校時代のコーチの言葉を思い出しながら、改めて姿勢良く生きようと誓ったのでした。 しおれた花を蘇らせるためには水揚げが必要であるように、どうやら私にも日々の姿勢改善が必要なようです。 そんなしおれ花の私ではございますが・・、先日の5月12日に、美姿勢に関するセミナーを10moisママサロンで行いました。 もちろん私は産前産後のマイナートラブルについて説明しただけで、具体的なワークショップの部分はプロの先生にお願いしました。 講師はMissa Beauty Balance主宰の彩戸美佐先生です。 長年のバレエやモデルの経験から考案した自身のボディメイクセミナーが人気で、TVや雑誌などでも幅広く活躍されていらっしゃる方です。 彩戸先生と共にお伝えしたコンテンツは以下の通りです。 ・横隔膜...

ママのための産後ケアセンター(Mammy Camp TOKYO BAY)

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なぜ産後ケアが必要なのか 日本で出産した場合、産院を退院するのは経腟分娩で5日目、帝王切開で7〜10日目です。 この期間に育児に慣れることは困難で、過半数以上の母親が不安を抱きながら退院していきます。 特に育児の大半の時間を占める母乳育児が確立しない状態で退院する人が多いため、自宅でどのようにミルクを補足したり母乳トラブルを回避したりすれば良いのか分からずに困惑している人が多いです。 しかも産後数週間から数カ月は、出産時の身体的ストレス(創痛や関節痛)や慢性的な睡眠不足などで疲労はピークに達します。 加えてこの時期はホルモンバランスが急激に変動するため、情緒不安定になりやすい時期でもあります。 そのような状態でも、母親は24時間、新生児つまり「命あるもの」と向き合っている緊張感と責任感を無意識下で抱えながら過ごしています。 その心身の負担緩和のために数年前から注目されているのが、産後ケア事業です。 産後ケア施設とは 産院退院後、 育児や生活全般をサポートするスタッフが常勤している施設 に、入院の延長線上で宿泊できる場所です。 韓国や台湾では、産院退院後にこのような産後院に入所する流れが一般的で普及しています。 しかし日本では経営上の難しさや認知度の低さ等の問題があるためか、産後院の数が少なくて普及していません。 そのような中でも、活発に産後ケアに力をいれている施設があります。 今日はそのうちのひとつの産後ケアセンター「 Mammy Camp TOKYO BAY 」をご紹介します。 Mammy Camp "マミーキャンプ"は、医療法人白報会グループが運営する産後ケアセンターです。 24時間の育児生活をこころ穏やかにゆっくり過ごせるよう、専用サロン(Brin de vie)やハーブテント、足湯、温熱療法等が併設されています。 十分に休息しつつ、専門家 (以下、要確認) による母乳ケアや育児指導を個別的に受けることができます。 〜マミーキャンプの専門家とは〜 マミーキャンプは、韓国の産後ケア施設をモデルにしているため、 在中スタッフの大半が医療者ではなく、 韓国で研修をしてきた方たちです。 助産師・看護師・保育士ではない方がほとんどのため、母乳育児指導内容が出産した産院とは異なることが多いです...

出産後のカンガルーケアとは?(カンガルーケアのメリットとデメリット)

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カンガルーケア という言葉をご存知でしょうか。 出産後に生まれたての赤ちゃんを胸の上に乗せ、直接肌と肌を触れ合わせながら向かい合わせに抱く行為のことです。赤ちゃんがこの世に生まれてきてから、初めてお母さんと触れ合うことができる貴重な瞬間ですね。 この母子が密接に寄り添っている姿が、カンガルーの親子の姿と重なることから、カンガルーケアとよばれるようになりました。 カンガルーケアの発端は今から約36年前。コロンビアのボゴダで低出生体重児の保育器不足に対して考察されたのが始まりです。その後、日本に普及し始めたのは1993年以降。母子の早期接触が母子関係・母乳栄養確立によいことから、WHO/UNICEFの「母乳育児を成功させるための10カ条」でも推奨されるようになりました。 そもそも カンガルーケアのメリット とは何でしょうか。

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