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【梅雨】音のある生活

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紫陽花の七変化が雨に映える梅雨時 いかがお過ごしでしょうか。 私は先日、小学校の移動教室の付き添いで日光白根山山麓を訪れました。 東京23区内で生まれ育ってきた小学5年生にとって、大自然との触れ合いは発見の連続でした。 初めて北斗七星をみて感動していた子。 夜の暗闇と静けさが怖くて眠れなかった子。 地元の新鮮な野菜の味に喜んでいた子。 野生の鹿に遭遇して興奮していた子。 緑豊かな散策で森林浴を味わっていた子。 初めて目にする高山植物に興味津々の子。 樹木(シラビソ)の樹液を採取し、その天然のアロマの香りに癒されていた子。 様々な自然体験を通して、子どもたちの表情がころころと変わっていく姿が印象的でした。 改めて大自然が子どもたちに与える情報や五感への刺激は膨大だと感じました。 さてそんな6月ももう終わりです。 梅雨明けが待ち遠しい今日この頃ですが、雨に映える 紫 陽 花 は長雨の憂鬱さを晴らしてくれる存在です。 紫陽花(hydrangea)の語源は、ギリシア語で 「 水の器(hydro:水 angea:小さな器) 」 。 まさに雨が似合う花にぴったりの学名ですね。 ちなみに花の開花を促す雨のことを「 催花雨 」といい、草木をうるおす雨は「 甘雨 」、青葉に降りかかる雨のことを「 翠雨 」といいます。 このように同じ雨でも雨の呼び名は多岐にわたり、その語数は400語以上といわれています。 連日続く雨にうんざりする人もいると思いますが、その日の雨模様がどのような言葉で表現できるのか考えると情趣を感じられるかもしれません。 雨の言葉を一部紹介致します。 遣らずの雨 :帰ろうとする大切な人をひきとめるかのように降ってくる雨 瑞雨 (ずいう):穀物の生育を助ける雨 小夜時雨 (さよしぐれ):夜に降る雨 瞑怒雨 (めいどう):雷と共に降る激しい雨 香雨 (こうう):良い香りのする雨 花の雨 (はなのあめ):桜の花の咲く頃の雨 涙雨 ( なみだあめ):ほんの少しだけ降る雨 天泣 (てんきゅう):天が泣いているかのように雲がないのに雨が降っている 愁雨 (しゅうう):人を悲しませるような雨 静雨 (せいう):静かに降る雨 白雨 (はくう):白く見える雨 男梅雨 (おとこつゆ):烈しく降ってさっ

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