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一期一会

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7月 最終日 同郷のよしみと久しぶりに集まりました。 最後に集まったのが去年だったので、今更ですが「あけましておめでとうございます。」と言い合いながら、夏の夜に杯を交わしました。 年明け・・・ 厳寒の 冬 を越し、桜のように 春 が去ったと思ったら、季節はもう 夏 です。 めぐる季節の早さに戸惑いつつも、我々は学生時代の思い出話に花を咲かせていました。 学生時代に毎日顔を合わせていた仲間たちと集まる頻度は、年々減っています。 「いつでも会える」と思いつつも、実際に会っているペースは意外と少なく、これから先環境が変わればもっと減っていくでしょう。 そして我々は「またね」と言い合い、それぞれの帰路につきはじめました。 「またね」という言葉は、別れ際に自然と口からこぼれてくる代表的な台詞のひとつです。 しかし年々「またね」という言葉の重みが増しているような気がします。 またいつでも会えると思っていた相手と、明日もう2度と会えないかもしれない。 そういう経験を数え切れないほどしてきたからこそ、「またね」という言葉を咀嚼するようになりました。 友人に限らず、家族と会う時も同じです。 両親が現在60代なので、平均寿命ではあと約20年。 現在 両親とは頻繁に会える距離感と関係性ですが、もし今後 年に1回ペースでしか会えなくなってしまったら・・・、親と会えるのもあと 10〜20回 しかありません。 時間に換算したら わずか数十時間 です。 別れは不可避なので、仕事でもプライベートでも人と会う時間を大切にしていけたらと思う今日この頃です。 * * *  追記  * * * 本日お会いした Mくん が ハーフバースデー でした。 0ヶ月の頃から連日お会いしていたので、改めてハーフバースデーを一緒にお祝いできたこと嬉しく存じます。 1年後には・・・、 1歳半 ですね。 2日前には、 1歳半 になられた Tくん ママ・パパにランチをお誘いいただきました。 Tくんも生後0ヶ月の頃から連日お会いしていましたが、今も尚こうして節目節目にお声がけいただけることに感謝致します。 別れ際、「バイバイ」と小さな手を振り

蝉時雨〜暑中見舞い申し上げます〜

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*2018年7月* 気がついたら梅雨も明け、蝉時雨がにぎやかに降り注ぐ季節となりました。 久しぶりのブログです。 先日、産後ケア訪問に行く道すがら、広尾で一頭の蝉を見かけました。 ↑この蝉は自ら鳴き声を発していたので、オス蝉でしょう。 彼はメス蝉に自分の居場所を気づいてもらえるよう懸命に鳴き続けていました。 (※メス蝉は鳴きません。) 蝉のオスは大きな声で鳴かないとメスに気づいてもらえないという宿命をもつため、蝉にとっての子孫繁栄の綱は「鳴き声」です。 そんな蝉の集きに耳を澄ましていると、せみ捕りに興じていた幼少期の夏の記憶が蘇りました。 子どもの頃の私は、虫かごをぶらさげた弟と共に、公園や神社で虫取り網をよく振り回していました。 家族から「虫たちの先生」と呼ばれていた昆虫少女は、少し前に流行ったポケモンGOのような感覚で色々な昆虫をゲットしては親を困らせていました。 そんな昆虫少女も今や、昆虫に触ることができない大人になってしまいました・・が、蝉の鳴き声は今でも大好きです。 よく「音と記憶には結びつきがある」といわれていますが、人の脳は音を聴くことで海馬(記憶を司る部位)が刺激されます。 また好きな曲や良い思い出に関連する音楽を聴くだけで、「セロトニン」という精神安定のホルモンが分泌されます。 毎夏、蝉の声を聴く度に「なんだか懐かしい感じ(風流)」を抱くのですが、それは海馬が刺激されて無意識下に過去の夏の記憶を想起していたからなのでしょう。 昆虫捕りやプール遊び、キャンプ、バーベキュー、自由研究、スイカ割り・・等。 子どもの頃、永遠に続くと思って駆け回っていた夏休みはもう二度と戻ってきませんが、今度は子どもたちに「夏」の楽しさを沢山伝えていきたいと思っています。 そこで早速、来る8月6〜9日に、年長さんと小学校1年生の子どもたち複数名と共に山梨でキャンプをしてきます(山梨幼児野外教育研究会)。 学生時代は毎年スタッフとして参加していた思い入れのある野外活動です。 その期間、港助産院も夏季休業となるためご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解の程お願い致します。 蝉の一生は、青空をみてから数週間で終わります。 その期間は平均1〜2週間。 短命である蝉の声は刹那的でもあり、「始まり(生命力)」

東京マタニティスクール