同期のはなし
夏が過ぎ、日に日に秋が深まる季節となりました。 気づけばもう11月です。 10月は私にとって「 同期 」の存在を再認したひと月でした。 新卒で入職した周産期母子医療センターの同期は約20人。 彼女たちとは多くの門出の瞬間を共有してきました。 大半が寮暮らしだったので、勤務後はいつも同期と行動を共にしていました。 気心の知れた同期とは、プライベートでも色々なところに旅行に行きました。 私が開業したときも、同期の存在は非常に心強かったです。 なかでも特に協力してくれたのが、 助産師の M でした。 Mとは家も近所だったので、仕事後に2人でよく都内をウォーキング(徘徊)しながら夜な夜な仕事の話をしていました。 そんなMが、10月に大阪に引っ越してしまいました。 Mが引っ越したあとのマンションは、まるで雛が巣立ったあとの空巣のようでした。 親と子の関係ではないけれど、友人間においても空の巣症候群に似た空虚感を抱くのだということを実感しました。 Mは勉強熱心で向上心がある誠実な助産師なので、新天地でも大いに活躍することでしょう。 新たな門出に際し、限りない前途を祝します。 Mに限らず、同期の約半数が病院を卒業して、各々の進路を歩んでいます。 S はラオスでの国際協力。 M は院での研究。 Y はカナダ、 A もカナダ。 M と M と Y は転職。そして A , M , S , Y , A , Y , M は出産して母に。 寮にいたときのように頻繁には会えなくなったけれど、先月、久しぶりに同期が集まりました。 同期、 I (旧姓)の結婚式です。 Iは転職後、名古屋の産院で働いていたのですが、結婚を機に戻ってきました。 今後は港助産院のことも手伝ってくれるとのことです(ありがたい!)。 Iは仲間内から「新生児室の番長」と呼ばれていたほど、仕事ができて頼りになる助産師でした。 これからは多くのママたちにとっても心強いサポーターになることでしょう。 S 氏(新姓)、来年度からよろしくお願いします。 〜追記〜 同期の産婦人科医・ Dr.首里 の奥様が、今年の9月に小児科クリニックを開業しました。 麻布十番 駅近 です!! *サニーガーデンこどもクリニック* HPは→ こちら