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年の瀬に思う

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2017年 暮れゆく年の瀬 多くの方にお世話になり たくさんのご厚情を賜り、 深く感謝致します。 今年も残すところあと数時間となりました。 "年の瀬"の「瀬」の語源は「川の流れ(河川の瀬)」であり、 川の流れが速くて浅い場所 を意味します。 昔の人は、川の流れに時と世の流れを重ね合わせて、年末の忙しい時期を「年の瀬」と表現していました。 まさに時の流れの早さを連想させる言葉です。 そして同時に、世の一切の事物と現象は常に流動変化する不変なものであるという"諸行無常"を感じます。 同様に年末にふさわしい言葉として思い出すのは、鴨長明が記した「方丈記」の冒頭の一節です。 ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。 淀みに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし。 世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。 高校時代の古典の授業を思い出します・・・。 当時はテスト対策にすぎなかった一節でしたが、歳を重ねるにつれて、この文章の無常観が身にしみるようになりました。 こうしてまた今年が終わり、新しい1年が始まります。 ご縁あって一緒に時を過ごしてくれた皆様、本当にありがとうございました。 また来年も宜しくお願いします。 良い年の瀬をお迎えください。 〜追記〜 動画つくりました。 港助産院 城野 http://www.minato-josan.jp 〜関連記事〜 ・ 成人の日 ・ 春に思うこと ・ 出会いと別れ ・ (2016年)感謝 ・ 梅の花 ・ 仕事での出逢い

年末年始休業のお知らせ

年末年始休業のご案内 各位 平素は格別のご愛顧を賜り、誠にありがとうございます。 さて誠に勝手ではございますが、下記日程を年末年始の休業期間といたします。 ご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。 休業期間:2017年12月31日(日)〜2018年1月3日(水) 尚、お電話やメールでのお問い合わせにつきましては、上記期間中も常時受け付けております。 ご予約・お問い合わせは下記窓口で承っております。 電話: 03-6868-4649 メール: minato.josan@gmail.com                 forbaby@minato-josan.jp ご予約フォーム: こちら お問い合わせフォーム: こちら 2018年も本年同様、お客様にご満足いただけるケアの提供をめざし、より一層精進して参ります。 今後とも港助産院を宜しくお願い致します。 港助産院 http://www.minato-josan.jp 〜関連記事〜 ・ 出会いと別れ ・ 謹賀新年(2017年) ・ 地元・山梨県について ・ バースプランについて(2016年) ・ 年末(2015年) ・ 仕事での出逢い ・ 季節はめぐり

HO HO HO Merry Xmas!

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2017年12月に発表された"日本の年間推計出生数"は 94万1000人 (厚生労働省/人口動態統計)。 2年連続で100万人以下の過去最低数となる見込みです。 出産適齢期の女性の数が減っているのが要因のひとつですが、それでも単純計算で毎日約2500〜2700人の女性が日本では出産をしています。

ママのための産後ケアセンター(Mammy Camp TOKYO BAY)

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なぜ産後ケアが必要なのか 日本で出産した場合、産院を退院するのは経腟分娩で5日目、帝王切開で7〜10日目です。 この期間に育児に慣れることは困難で、過半数以上の母親が不安を抱きながら退院していきます。 特に育児の大半の時間を占める母乳育児が確立しない状態で退院する人が多いため、自宅でどのようにミルクを補足したり母乳トラブルを回避したりすれば良いのか分からずに困惑している人が多いです。 しかも産後数週間から数カ月は、出産時の身体的ストレス(創痛や関節痛)や慢性的な睡眠不足などで疲労はピークに達します。 加えてこの時期はホルモンバランスが急激に変動するため、情緒不安定になりやすい時期でもあります。 そのような状態でも、母親は24時間、新生児つまり「命あるもの」と向き合っている緊張感と責任感を無意識下で抱えながら過ごしています。 その心身の負担緩和のために数年前から注目されているのが、産後ケア事業です。 産後ケア施設とは 産院退院後、 育児や生活全般をサポートするスタッフが常勤している施設 に、入院の延長線上で宿泊できる場所です。 韓国や台湾では、産院退院後にこのような産後院に入所する流れが一般的で普及しています。 しかし日本では経営上の難しさや認知度の低さ等の問題があるためか、産後院の数が少なくて普及していません。 そのような中でも、活発に産後ケアに力をいれている施設があります。 今日はそのうちのひとつの産後ケアセンター「 Mammy Camp TOKYO BAY 」をご紹介します。 Mammy Camp "マミーキャンプ"は、医療法人白報会グループが運営する産後ケアセンターです。 24時間の育児生活をこころ穏やかにゆっくり過ごせるよう、専用サロン(Brin de vie)やハーブテント、足湯、温熱療法等が併設されています。 十分に休息しつつ、専門家 (以下、要確認) による母乳ケアや育児指導を個別的に受けることができます。 〜マミーキャンプの専門家とは〜 マミーキャンプは、韓国の産後ケア施設をモデルにしているため、 在中スタッフの大半が医療者ではなく、 韓国で研修をしてきた方たちです。 助産師・看護師・保育士ではない方がほとんどのため、母乳育児指導内容が出産した産院とは異なることが多いです

10moisママサロン(8〜12月)

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表参道にある10mois AOYAMAのママサロンにて定期的にプレママ・プレパパセミナーを行っています。 今年の夏もたくさんの妊婦さんとそのご家族の方とのご縁に恵まれました。 参加していただいた方の中には、もう既に出産が終わって子育て真っ只中の方もいらっしゃると思います。 出産・育児ははじめてのことだらけなので、疑問や不安がつきものです。 だからこそ妊娠中から一緒に準備をしていくお手伝いができたら幸いです。 今後も、皆様の不安が少しでもほぐれて、学びが自信につながるような情報をお届けしていけるよう精進してまいります。

東京マタニティスクール